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新城ラリー参戦記

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サービス中のアクションシビック

全日本選手権第6戦、新城ラリーが9/25・26の2日間に渡って開催された。
スーパーアクションラリーチームからは、JN-3クラスにEK9シビックを駆る上原/郷右近組、オープンクラスに全日本初出場のEG6シビック、池内/佐瀬組がエントリーした。サービスには岡野、内田、木下を迎え、総勢7名のチームである。




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スタートする上原 / 郷右近組


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池内 / 佐瀬組もスタート
台風の接近と秋雨前線の接近で心配された天気も回復し、スッキリと晴れた愛知県新城市。
スペシャルステージの総距離は100kmを超え、オールターマック(舗装)。全てのステージが日中に行われる(一部日没後走行も含む)。

全日本へのエントリーは51台を数えた。今年からクラス統合があったJN-3クラスは1500~3000cc(過給器付きは排気量を1.7倍で計算する)の車両が競うクラス。DC2インテグラ、セリカ、スターレット、ルノー、シビック、レビン等バラエティに富んだ22台が競う。オープンクラスは地元勢を中心に6台のエントリー。




DAY1


華やかなセレモニアルスタートを後に、ラリーはSS1、2車線の県道を利用した作手(つくで)から戦いの火ぶたを切った。距離は3.81kmと短いものの、途中5速にも入る高速コース。中央線のキャッツアイを踏みつけながらの走行となる。全線登りとなるため、パワー差がタイムに反映されやすい。ここで上原はトップから5.6秒遅れのクラス6番手。
オープンの池内は3.8秒差の2位。

SS2は新コース、雁峰北(がんぽうきた)。今回最長の19.4kmはリピートで3回使う設定で、勝負所になると誰もが予想していた。コースは前半が苔の多い中速の登り。中盤から後半は一瞬も気を抜けないコーナーの連続だ

「ここに合わせてきた、セッティングも合っている」と語る上原は、総合でも9番手となるクラス3位のタイム。前日までの雨がどれだけ路面に残るかを読み切り、JN-3の順位では2位にジャンプアップした。

オープンの池内はベストでクラスリーダーに躍り出た。

SS3はギャラリーステージのほうらいせん4.15km。ここで上原はセカンドベストを刻みクラストップとは19秒差の2位につける。しかし3位も5秒後方につける接近戦だ。

オープンの池内はセカンドベストで首位をキープしている。

45分のサービスをはさみ、SS4はリピートステージとなる雁峰北へ。道幅は狭くワンミスが命取りとなりかねない。ここは上原はクラス4番手タイムで3位へドロップ。しかし続くギャラリーステージのSS5でセカンドベストを刻み、2位選手との差を0.4秒に縮めて行く。

オープンの池内はSS4で2位を22秒引き離すベストでリードを大きく広げている。

DAY1最後は、3回目の雁峰北SS7、上原はサードベストを刻むも、2位選手も譲らず0.7秒差の2位タイム。ドックファイトの決着は付かず、2位を賭けた勝負は翌日に持ち越しとなった。

ここで2位に71秒のマージンを築いていたオープンの池内を悲劇が襲う。快調なテンポでコーナーをクリアしていくが、SSフィニッシュまでおよそ4kmの地点でインカットの拍子に致命的なパーツ脱落トラブルが発生。リタイヤとなった。


DAY2


残すSSは33kmのDAY2、前日に引き続き晴天。

SS8は大平(おおびら)4.52km、やや広めの道。「ここは大の苦手だ」という上原だったが、なんとか2位との差0.7秒となるクラス4番手タイムを残し踏みとどまる。
2位とのトータル差は1.2秒に開いてしまったが、まだまだこれからだ。

今日最長となる7.26kmのSS9雁峰西。ここが2位争いの焦点となると踏んだ上原はマキシマムアタックを慣行。
渾身のクラスベストタイムで2位にジャンプアップ。3位との差は3.6秒。

しかし、3位選手も譲らず続くギャラリーステージのSS10で両者の差は2.4秒、さらにリピートステージのSS11大平でも3位選手がタイムを詰めて差は1.5秒に。

そして勝負のSS12雁峰西の再走。上原はSS9の自己の記録を7秒上回るタイムを出すが、3位選手も譲らず食らい付いてくる。両者の差は2.7秒でいよいよ勝負は最終ステージへ。

「この差があれば、もう負けることは無い」と言う上原だが、楽をさせてくれないのが全日本、当然最後まで気は抜けない。

再びマキシマムアタックを慣行。「ヤバかった。スレスレだった。もうこれ以上は速く走れない」と3位との差を4秒に広げるクラスベストタイムを記録し、無事JN-3の2位の座を手中に収めた。

接戦の2位争いを制した上原は、総合成績でも6番手に入る大健闘であった。


選手談話


ゼッケン30 BF-ACTION シビック
ドライバー 上原選手
サービス隊の活躍が心強かった。チーム一丸となって掴んだ2位だと思う。更に上位を狙っていきたい。

コドライバー 郷右近選手
ペースノートロストが命取りなので、ロストをしないように準備した。

ゼッケン50 BF-ACTION シビック
ドライバー 池内選手

結果が残せず残念だ。落とす物は落とした。後は火をつけるだけだ。ラリー参戦2戦目のコドラを招聘したが、数回の調整で瞬く間に頼れる存在に。要はやる気だと思った

コドライバー 佐瀬選手
結果は残念だが楽しかった。経験の無い自分を誘ってくれたドライバーに感謝したい。

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JN-3クラス2位表彰を受ける上原 / 郷右近組


— posted by action at 07:23 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

関東地区ダートラ選手権第9戦 スポーツランド信州

関東地区ダートラ選手権第9戦 スポーツランド信州
アクション動画 第2弾

オーセー編だす。
ご覧下さい。

動画

— posted by action at 08:49 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]